関西地方(15)

 吉野山  世界遺産
           マップ                       平成28年4月8日
奈良県中央部・吉野郡吉野町にある吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈へと南北に続く約8キロメートルに及ぶ尾根続きの山稜の総称。
または金峯山寺を中心とした社寺が点在する地域の広域地名である。古くから花の名所として知られ中でも特に桜は有名で、かつては豊臣秀吉が花見に来た。地域ごとに下千本、中千本、上千本、と呼ばれている。1936年(昭和11年)2月 には吉野熊野国立公園に指定された。
 
近鉄難波駅 吉野行始発駅の入るアベノハルカス   近鉄 吉野駅
 
  駅前広場 正面突き当りがロープウェイ駅
 ロープウェイ 千本口駅  
   
 ロープウェイ下は七曲り坂 この辺りは下千本
   ロープウェイ 吉野山駅近辺 赤い橋は大橋
   黒門(この辺りまでが下の千本)
  弘願寺
  金峯山寺銅鳥居  銅(かね)の鳥居は黒門からの急坂を登りつめたところ。高さ約7.5m、柱の周囲約3.3m、すべて銅製。1348(正平3)年に高師直の兵火で焼失したあと、室町時代 再建。正しくは発心門。山上ヶ岳までの間に発心・修行・等覚・妙覚の四門があり、これが最初の門。行者たちはここから向こうを冥土と見たて、ひとつ門をくぐるごとに俗界を離れて修行する決心を強めていきました。
  
 金峯山寺蔵王堂
きんぷせん蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)の、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築
 世界遺産  金峯山寺本堂蔵王堂、金峯山寺仁王門は国宝
  国宝 仁王門 
   金峯山寺蔵王堂
 正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺きの、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。蔵王権現像(重文)3体がまつられ、本尊は高さ7m 
 
 
 韋駄天山からの中千本
 韋駄天山からの蔵王堂  
 国宝 吉水神社  もとは金峯山寺の格式高い僧坊でしたが、明治の神仏分離により神社となる。 源義経が弁慶らと身を隠したこと、 後醍醐天皇の行宮であったこと、 豊臣秀吉が花見の本陣としたことの逸話がある。
 弁慶の刀釘  源義経を追手から守ろうとした大男で知られる弁慶が、その親指で2本の釘を石にぶち込んだと言い伝えられるパワースポット 何という怪力! 
 右上 後醍醐天皇 玉座  右下 義経潜居の間
  一目千本展望所   吉水神社境内にあり、中千本から上千本が一望できる   右写真クリックでパノラマ拡大写真 
  一目千本 展望台 
 
 上から 上の千本 中千本 下千本
 五郎平茶屋から中の千本への道  
 
 
  茶店桟敷席からの展望
 塔尾山 椿花院 如意輪寺  創建は延喜年間(901〜923)と伝えられる、後醍醐天皇の勅願寺。宝物殿には、楠木正行が出陣の際詠んだ、辞世の歌を鏃で刻んだ扉や、桜材の蔵王権現立像(重要文化財)などが陳列されている
   如意輪寺方面のさくら   塔は後醍醐天皇陵 右の建物は如意輪寺休憩所
  権現堂 
後醍醐天皇陵 
  天皇陵前のさくら
   右奥は吉水方面
  如意輪寺から吉水神社の中千本   如意輪寺から吉野駅に続く中千本から下千本への温泉谷道路